あのひと、このひとクローズアップ 番外編

「宝モータースってどんなところ?」 工場見学レポート

名古屋市瑞穂区にある「宝モータース(宝交通㈱自動車事業部)」は、自動車整備や定期点検、新車・中古車販売などを担当するカーライフサポーター。宝タクシーやお客様の大切な車両を日々丁寧に整備・点検しています!
その工場内部は具体的にはどんな風になっているのでしょうか? 
今回はトレジャーボックス本誌「あのひと、このひとクローズアップ」にてお話を伺った整備士・加賀さんに、宝モータース工場内を案内していただきました!

※この記事はトレジャーボックス46号(2018春・夏合併号)の番外編です

フロント

まずは宝モータースの顔であるフロント。お客様の応対と持ち込まれた車や作業内容の管理、各種事務処理など宝モータース全体の管理をこなす司令塔です。
整備だけでなく、「この車種のこのカラーの車が新車で欲しい!」「ローン支払い中の車を手放したい」「他の店で買い取り査定してもらったけど、価格に納得がいかない」等、車に関するあらゆるご相談にお応えしています。

一日の仕事内容のチェック、注意事項もここで確認!

スタッフの皆さんは毎日、この事務所にてブースに入っている車両の情報をチェックします。
また、全員で集まってのミーティングも朝礼・夕礼として一日に2回行い、基本的な注意事項やその日特に気をつけることなど確認し合っています!

整備ブース

本誌でご紹介した、加賀さんの所属する部門。
整備スタッフは10名ほどで、一般点検等を行う「車検・点検」と、実際に部品取替等を行う「整備・修理」に分かれています。 整備ブースに並ぶリフトは12台、車を持ち上げて修理するためのものです。
重さは3トンまで耐えられるそうで、作業に合わせて細かく高さを調整することができます。加賀さん曰く、「この12台という台数は、一般的な整備工場と比べても多い方なんですよ」とのこと。同時にたくさんの車を診ることができるので、あらゆる依頼に迅速にお応えすることが可能です。

マルチフルードチェンジャー
あらゆる車種で迅速にオイルを交換することができる最新機器です。
オイルの温度調整の関係で、これまでは1日かかっていた作業も短時間でこなせるようになりました。
エコマックス ダブルエス
カーエアコンのガスを回収し、クリーニングしてから車に再び充填する機械。嫌な臭いがする、エアコンの利きが悪い等の不調が解消し、車の燃費も良くなると好評です!
定期的にメンバーの入れ換えを実施。全員のスキルを維持しています!

ベテランスタッフ揃いの宝モータース。整備ブースの担当スタッフは「車検・点検」と「整備・修理」に分かれて仕事をしていますが、全員がどちらの作業もできるように、定期的にメンバーを交換しているそうです。

鈑金ブース

次はちょっとした傷や凹みから、大きな破損まで何でも対応する鈑金ブース。鈑金専門のスタッフが様々な車種を丁寧に修繕しています。

「軽い凹みなら2、3日で直すことができるんです」と示したブースでは、ちょうど宝タクシーの小さな傷を修正している真っ最中。フレームの表面を研磨していました。

フレーム修正機 中央の鎖のかかった機材が「フレーム修正機」。歪んだ車体フレームに鎖をひっかけて油圧の力で引っ張り、陥没した部位を元に戻します。 事故で潰れた車体もこの道具で引き伸ばして、必要があれば部品を取り替えます。 現場にある修正機は2台。フレームを直すような大掛かりな修理を2台同時に行えるので、効率良く作業することができます。

フレームは慎重に取り扱います

実は最近の車種は鉄板の強度が向上したことで、どんどん薄くなっているのだそうです。昔の車用の機材をそのまま使うと、熱で歪んでしまうため細心の注意をはらっています。

塗装ブース

最後は塗装。小さな傷を直した部分をワンポイントで分からないよう修正する他、全面的な塗り直しにも対応します。
赤い扉が特長的なイタリア製塗装ブース「SAIMA」を受け持つのは、塗装技術を持つ専門スタッフ。色の配合から塗装作業まで職人の技術で仕上げています。

ホコリが入らないように三重扉の中で塗装作業を行えるブース。10年ほど前に導入され、今も現役で活躍しています。
塗料の色や状態を決める温度も自動で管理できて非常に便利。
塗装ブースの横には、塗料が大量に並ぶ棚。同じ車種、同じ色設定の車でも、出荷の工場が違うと微妙に色合いが異なってくるという繊細なもの。塗装スタッフがそれぞれの車に合せて、最適な色を作っていきます。
同じ車種の「灰色」でも8つのバリエーションがあります。実際に塗装する車がどれに当てはまるのかを確認しながら複数の色を混ぜ合わせます。
こだわりの「肌づくり」

傷を直し、塗装する場合は周囲の「塗らない部分」との違和感を無くすことが重要です。 塗装した面の色と質感は「肌」と呼ばれ、塗装する手を動かすスピードでもその雰囲気が変わってくるとのこと。繊細な「肌づくり」も正に職人技です。

宝モータースでは現在も、ベテランスタッフたちが宝タクシーやお客様の車と向き合い続けています。上でご紹介した通り、一般的な車検や整備だけでなく、車の売買やリースなど様々なご相談にもお応えしていますので、ぜひお気軽にご利用ください!

宝モータース

〒467-0853 名古屋市瑞穂区内浜町34番2号
営業時間:8:30~17:30 定休日:日曜・祝日
TEL/052-811-1181 FAX/052-822-8888
Email:motors@takara-group.co.jp

公式サイト

※この記事はトレジャーボックス46号(2018春・夏合併号)の番外編です